当院の取組み~主な出来事~
DPAT派遣医師による報告会
令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災地にDPATの医師として派遣された平和台病院 齊之平一隆医師による報告会を令和6年2月16日に法人職員を対象に開催しました。派遣要請を受けてからの準備、体感された被災地の状況や取組について、また経験を踏まえての今後の課題について貴重なお話をしていただきました。
地震や災害はいつ起こるか分かりません。医療機関として被災地への協力体制を整えていく必要性に加え、個々においても日頃からの”備え”の必要性を再認識する機会となりました。
当院医師による講演会を開催しました
第76回九州精神神経学会参加報告
第76回九州精神神経学会でランチョンセミナーを行いました
令和6年11月28日・29日に鹿児島市で開催されました第76回九州精神神経学会・第69回九州精神医療学会にて、当院斉之平医師がランチョンセミナーで講演を行いました。
セミナーでは『地域精神医療におけるLAI使用と多職種連携』というテーマで統合失調症に対する治療や多職種連携について講話していただきました。LAI治療は統合失調症に対する注射治療で、月に一回から三か月に一回の注射で治療を行います。毎日服薬をすることがなくなるため、患者さんの負担軽減にもつながっております。当院ではLAI治療に関して多職種で構成された「LAIチーム」もありますので、ご不明な点やご不安な点、LAIについて聞きたいことなどありましたらいつでもご相談ください。
学会講演の最後にはLAIチームの薬剤師、看護師、精神保健福祉士もチームの振り返りを発表しました。
今後もこのチームが地域医療に貢献できるよう運営していきたいと思います。